投稿日:2026.02.05更新日:2026.06.03
前回に引き続き、ポートフォリオのお話です。
ポートフォリオとは何かと、必要性については以前の記事をご覧いただければ幸いです。
今回はポートフォリオで迷う部分、「何を載せたらいいの?」の部分を掘り下げていきます。
ポートフォリオには何を載せたらいい?
制作実績、自己紹介やプロフィールは掲載しましょう。
特に制作実績は重要です。これまで取り組んできたことを思い返しながら、しっかりとまとめていきましょう。
制作実績
実際にお仕事で関わったもの、個人で制作したもの、架空で制作したものでもいいので、情報をしっかりまとめて載せましょう。
「こういうものを作ったことがある」という事実を伝えるのが重要です。
最低限あると良い内容は以下の3つです。
- 実務か、架空か
- 制作期間
- 使ったスキル
この他にも、「どういうコンセプトで制作したか」や「どう考えて制作したか」、「特に力を入れた部分」などの制作過程に関する内容を添えておくと、考え方や人柄が見えるようになります。
ただ、あまり長いと読まれなくなってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
正確な情報を載せる
制作実績には、自分が行った作業を明確に記載しましょう。
チームで制作したものを載せる場合には、自分が何を担当したのかをわかりやすく書くことも重要です。
「チームで制作した」とだけ記述すると、何をどこまで担当したのかが伝わりませんし、担当していない部分も担当したと見られるのは正確ではありませんよね。
カテゴリーのように端的な表記をしたり、文章中に「デザインを担当した」というように明記したりと、表現方法は複数あります。
ポートフォリオの雰囲気などを考えながら、伝わりやすく表現しましょう。
自己紹介やプロフィール
簡単なものでいいので、制作側である自分自身のことも載せましょう。
履歴書は堅苦しく書くと思うので、ポートフォリオでは少し砕けたり、やんわり書くのもいいと思います。
生年月日や好きなもの、習得したスキル、得意なことを軽く書いておくだけでも、見る人が人物像を把握しやすくなります。
Point
ポートフォリオに載せた内容が、面接時や就職後の職場での話題に繋がることがあったりなかったり…?
大事なこと
ポートフォリオ制作は就職や転職といった人生の転機のために制作するので、気合が入ると思います。
ですが、気合が入りすぎて大事なことを見落としてしまうこともあります。
もう一度作れるものにする
ポートフォリオを制作していると、「せっかくだからすごいものを作りたい」という気持ちになりますよね。
思い描いた表現方法を調べたり、AIの力を借りたりと、どうにかして実装させようとすると思います。
ですが、得た情報を理解しないまま実装してしまうのは、自分のスキルの範疇を超えてしまい、「自分にできることの集大成」であるはずのポートフォリオから離れてしまいます。
特に他の方のポートフォリオを眺めていると、「すごいものを作らないといけない」という思考に陥ってしまいます。
他所と比べて見劣りすると感じても、誰かの目には留まります。
あくまで参考程度に留めておき、現状作れないものは今後の課題としましょう。
Point
AIの使用がいけないのではなく、出力された情報やコードは理解できる範囲のもので収めましょうというお話です。
自己解決の意思や、AIなどのツール利用の思考は悪いことではありません。
自己満足で終わらせない
前回の記事で、ポートフォリオは「自分にはどんなことができるのか」を知ってもらうための自己紹介の形とお話しました。
好きなものや得意なことを詰め込むのは、自分を知ってもらう方法として有効です。
ですが、詰め込みすぎてしまうと「見た目はいいけど、何を伝えたいのかわからない」状態になってしまったり、肝心の情報が入ってこないなんて状況になるかもしれません。
制作する時は必ず、見る側の視点を忘れず、「情報が伝わるように作ること」を意識しましょう。
できれば誰かに見てもらって、問題点の洗い出しをしてもらうと、より洗練されたポートフォリオになります。
Point
私たちWEB制作チームでは、職員や他の利用者さんにチェックを頼んで、意見を聞くことも可能です。
WEB制作チームで制作するメリット
私たちWEB制作チームでは、事業所で制作したものをポートフォリオに掲載できます。
事業所でお仕事をするほど掲載数を増やせるので、それらがポートフォリオの制作実績に並ぶと壮観です。
自分以外の視点が必要な場合も、チーム内で相談や見直しが行えます。
誤字脱字などの小さなミスや、表示が崩れている箇所、伝わりにくい文章などを事前に発見することで、より洗練されたポートフォリオになります。
実際にポートフォリオを制作した利用者さんの声
- 構築の仕事が主だったため、デザインの時点でかなり苦戦しました。
コンセプトやモチーフはしっかり決めたものの、野暮ったいデザインになってしまって、修正が大変でした。
もっとシンプルにすることで、野暮ったさを軽減させたポートフォリオの制作ができました。
まとめ
ポートフォリオはデザインやWEB制作のお仕事に関わるなら、ないよりはあった方が断然いいものです。
制作にあたって、一人で悩んだり、迷ったり、上手く進められないこともあると思います。
私たちのチームでは、職員が「どんなポートフォリオにするか」などの相談を受けたり、デザインや構築でのサポートも行っています。
一人で悩まず、一緒に「今の自分にできることの集大成」を作り上げましょう!