投稿日:2025.09.01更新日:2025.09.01
はじめに:自分のこれまでと事業所に通い始めたきっかけ
元々WEBデザイナーとして働いていましたが、しばらく休職していました。
体調も落ち着いてきた頃、そろそろ社会復帰しようと考え始め、仕事を探し始めたところ、A型事業所の存在を知りました。
事業所のことは初めてで何も分からなかったのですが、利用者のペースに合わせて無理なく仕事ができそうだと感じ、A型事業所に決めました。
軽作業からのスタート/WEB制作チームへの異動
通い始めは軽作業からスタートしました。
PC作業から離れたかったこともあり、パソコンを使わない仕事は新鮮で、楽しく取り組めました。
単純に見える作業でもミスが許されず、集中力が必要で意外とシビア。それでも、周囲の人たちは皆優しく、安心して取り組める環境でした。
ただ、1年ほど経つと、「このままでいいのか」と将来を考えるようになり、以前の経験を活かせるWEBチームへの異動を希望。事業所の都合もあり、実際に異動できたのは半年ほど後でした。

WEBチームでの仕事内容
実務経験はあれど今まで自分がやってきた作業(広告バナーやソーシャルゲームのバナー作成、ECサイトのLP制作、更新作業、写真撮影)とは違う、ゼロからサイト全体をデザインする仕事がメインでした。
「XD」というソフトを全く知らず戸惑いましたが、同じadobeのPhotoshopやIllustratorに慣れていたこともあり、すぐに使いこなせるようになりました。
制作物:初めて担当したサイトデザイン
WEBチームに異動して最初に任されたのは、福祉関連のWEBサイトデザインでした。具体的な内容はお伝えできませんが、テーマや方向性の検討からデザイン制作までを一通り経験。配色やレイアウト、雰囲気づくりなど、試行錯誤しながら完成に向けて取り組みました。
初めての案件で戸惑うことも多かったものの、学びと達成感の大きい経験となりました。
Point
諸事情により、詳細のお話ができません。ご了承ください。
苦労したことと支えになったこと
「なぜこのデザインにしたのか」を自分の言葉で説明し、理由を持って提案することが、想像以上に難しく感じました。
これまでは感覚で作ることが多く、「説得力のあるデザイン」という考え方に戸惑いました。
配色やテーマの決め方、アイディアの出し方も手探りでしたが、「キーワードから理由を考える」という方法を教わり、都度スタッフに相談しながら少しずつ理解を深めていきました。
うまく言えないときも一緒に考えてくれる環境があり、それが大きな支えになりました。
今でも試行錯誤の連続ですが、考え方の土台は少しずつ身についてきたと感じています。

今の自分とこれから
将来的には「自分でデザインし、自分で構築できる」ことを目標に、現在はコーディングのスキルアップに取り組んでいます。
実務経験は少しあるものの、独学やブランクの影響もあり、デザイン以上に苦戦する場面もあります。
それでも、調べたりスタッフに相談したりしながら、少しずつ理解が深まり、デザインの見直しにも活かせるようになってきました。
「構築しやすさ」を意識する視点が加わったのは大きな変化です。
デザインについては特にレイアウトに時間がかかる傾向があると感じているので、そこを効率化するのが今後の課題です。
CSSについても、書き方は分かっていても「どこに書くべきか」で迷うことがあるため、構造への理解も深めていきたいと考えています。
これから通所を考えている人へのメッセージ
分からないことがあっても丁寧に教えてもらえるので、一人で抱え込まずに進める環境です。
自分なりに調べつつ、必要なところではしっかりサポートを受けながら、少しずつ「できること」が増えていきました。
スキルアップを実感できるのは、大きな励みになります。
「やってみたいけど自信がない」「できるか不安」という方にも、挑戦しやすい環境だと思います。何より、周囲の方がみな優しく、安心して通えるのも心強いポイントです。