「できること」が少しずつ増えていく喜び。ー通所して変わった私の小さな成功体験ー①

通所を決めたきっかけ

「Web制作の仕事がしたい。でも、もう無理かもしれない…」
そんな風に思っていた私が、今、A型事業所でWeb制作に関わる毎日を楽しんでいます。

もともとWeb広告会社でディレクターとして働いていたものの、「自分の手でデザインして形にしたい」という気持ちがずっと心の中にありました。Webデザインを学んだ経験もありましたが、しばらくブランクが空いてしまい、自信をなくしていました。

そんなとき、今のA型事業所の見学・体験に参加。そこで、魅力的な制作物を見て、私もこんなものを作ってみたいと強く思ったと同時に、「ここならまた挑戦できるかも」と感じました。

一人ひとりのペースに合わせて、基礎から丁寧に教えてくれるこの場所で、私は少しずつ「できること」を増やしています。
この記事では、そんな私の体験を通して、ここでの日々や魅力をお伝えします。

私の普段の業務内容について

現在、私はWeb制作のスキルを身につけるため、模写コーディングに取り組んでいます。最初はブランクもあり不安でしたが、少しずつ感覚を思い出し、自信を取り戻してきています。

使用しているツールは以下になります。

• Sublime Text（テキストエディタです。ここに来て初めて触りましたが、シンプルで動作も軽く慣れると使いやすいです！）

• WordPress（ブログやWebサイトを簡単に作成・管理できるCMS（コンテンツ管理システム）です。）

※模写コーディングしたときのSublime Textと、模写したデザインのスクショです

模写コーディングの他には、簡単なWebサイトの改修作業も任せてもらえるようになり、少しずつ実践経験を積んでいます。
実務では先輩が書いたコードを見ることができるので、効率的な実装方法を学べる貴重な機会になっています。模写で学んだことと照らし合わせながら、「こう書くと見やすいんだ」「こういう実装もあるんだ」と発見の連続で、少しでも多く吸収できるよう意識して取り組んでいます。

できるようになったこと、成長したこと

以前とは違い、今は仕事に対してやりがいを強く感じられるようになりました。そのおかげで、自分から積極的に新しいことを学ぼうという意欲が自然と湧いてきています。

技術面では、模写コーディングやサイト改修を通じて、ただコードを真似るだけでなく「なぜそう書くのか」を考えられるようになりました。また、先輩からのフィードバックを受けて改善を重ねる中で、他の人にも理解されやすいコードを書くことを心がけるようになりました。

今後の目標

現在はコーディングの勉強に集中していますが、いずれはデザインのスキルも身につけ、コーディングとデザインの両方ができるWebデザイナーを目指しています。
クライアントのニーズに寄り添いながら、満足してもらえる魅力的なデザインを提供できるようになりたいです。

そのためには、もっと実務経験を積み、今よりも多くの仕事を任せてもらえるように、知識やスキルを磨いていく必要があると感じています。
知識をしっかり定着させるために、自宅でも少しずつ学習を続けており、業務で学んだことを振り返ったり、関連する分野を深掘りすることで理解を深めています。

まだまだ道の途中ではありますが、自分なりのペースで一歩ずつ成長できている実感があります。
これからも前向きに挑戦を重ねながら、できることを少しずつ増やして、自分の可能性を広げていきたいと思います！

次回予告

今回は、私の日々の業務内容についてご紹介しました。
次回は、通所してからの生活リズムや心境の変化についてお話しできればと思います。お楽しみに！